連れ去り別居

生後半年の子供の親権を失った私の実話

私の人生は、ひとつの決断がすべてを変えました。それは、我が子を連れての突然の別居でした。この行動がどれほどの影響を及ぼすか、その時は想像もしていませんでした。このブログでは、私がどのようにして子供の親権を失うに至ったのか、その経緯をお話しします。

プロフィール

名前:あゆみ

年齢:29歳

出身:兵庫県宝塚市

職業:祖父の飲食店を引き継いで経営

結婚:初婚(今は離婚して独身)

子供:親権を失った息子が一人(現在2歳)

全ては夫への不満から始まりました

事の始まりは、夫と私の間の小さな不満からでした。夫は家事と育児に積極的で、多くの人が理想とするパートナーでした。しかし、私の心には彼に対する満たされない感情がありました。これらの感情は、決して口には出せず、私の心の中でじわじわと大きくなっていきました。

そして、ある日を境に私は行動に移しました。夫が仕事中に、私は我が子を連れて家を出ました。夫との間で話し合うこともなく、彼が子どもと会うことも拒絶しました。この決断は完全に一方的で、夫にとってはまさに青天の霹靂だっただろうと思います。

夫は何度も対話を試み、子どもとの面会を求めましたが、私はそれらすべてを拒否し続けました。

その時の私には、自分の行動が正しいという確信がありました。

時間が経って気づいた自分の異常

しかし、時間が経つにつれて、私たちの問題が実は大きな誤解から生じていたことが徐々に明らかになりました。夫に対して持っていた不満が、実は彼の意図しない行動や誤解に基づいていたことを知ったのです。

この真実に気づいたとき、私は深い後悔に苛まれました。私は目の前のことに精一杯で、夫の善意や好意に気づくことができていませんでした。

夫の行動全てが打算的に見えてしまっており、何をしていても腹が立ち、憎しみまで感じていたのです。

産後1年が経ち、ようやく自分自身の心のあり方に問題があったことに気づきました。

親権を失うまで

残念ながら、私の心変わりが訪れたときには、もう遅すぎました。夫は既に法的な手続きを進めており、裁判所は彼の訴えを受け入れ、子どもの親権を彼に与えるという決定を下しました。私の過去の行動が、結果的に最も恐れていた事態、すなわち愛する我が子との別離を招く結末を迎えてしまいました。

法廷での審理は、私にとって耐え難い経験でした。夫は、子供に対する深い愛情と、家庭生活における彼の積極的な関与を強調しました。私が子供を連れ去り、夫とのあらゆるコミュニケーションを断ったこと、そして彼の面会要求を拒否し続けたことが、裁判所によって重く見られました。

私は自分の行動を正当化しようと必死でしたが、夫が提出した証拠と証言は、私の行動がいかに子供の最善の利益に反していたかを明らかにしました。裁判官は、子供が安定した環境と両親の愛情の中で成長することの重要性を強調し、その結果、夫に親権を与える決定を下しました。

私の世界はその瞬間に崩壊しました。法廷を出るとき、私の心は深い悲しみと後悔でいっぱいでした。私の選択と行動が、かけがえのない我が子との関係をこのように壊してしまったことを、どうしても受け入れられませんでした。

この経験を通じて、私は沈黙がコミュニケーション不足が引き起こす破壊的な影響を痛感しました。もし私がもっと早くに夫との間に溝があることを認め、誤解を解消しようと努力していたなら、違う結果になっていたかもしれません。この重大な教訓を心に刻み、今後は同じ過ちを繰り返さないようにしようと決心しました。

親権を失った後

今は、法律に従って夫と子供との面会を許されていますが、それでもなお、かつてのように子供との日常を共有することはできません。私の行動が引き起こした結果は、一生の重荷となりました。このブログを通じて、私の失敗と後悔の物語が、他の人々にとって重要な教訓となり、愛する人との関係を大切にすることの重要性を伝えられればと願っています。